2024.02.29
今日は2月29日、229でニンニクの日だそうです。
4年に1度のニンニクの日
「ニンニクのフィールド」としては毎年「何かしたいな…」と考えますが、なかなか良い案が出ません。
そこで、「ニンニクの日」にまつわるイベントについて調べてみたところ、とあるラーメン屋さんではニンニクを使った特別メニューを出したり、イタリア料理店ではニンニクを使ったメニューをこの日限定で半額にしたりしているそうです。
また、この日に先立ち、2月25日(日曜日)に、青森県藤崎町では地元特産のニンニクPRのためイベントを開催し、来場された方は、ニンニクを使った料理を食べたり、1回200円で規格外のニンニクつかみ取りが出来たりしたそうです。
どれも、とてもお得で楽しそうですね!4年後の2月29日に向けて、今度こそ何かしたいと思います。
ところで、日本で消費されるニンニクの半分以上は中国産だそうです。中国産ニンニクは、主にレストランやラーメン店などで調味用として使われたり、加工食品や調味料・香辛料などの原料として、業務用に使われています。フィールドでも、皮付のホワイトニンニク、ムキニンニクといった生鮮品や、ニンニクペーストやニンニクキザミといった冷凍品、ガーリックパウダーやガーリックフレークといった乾燥品など様々な用途に合わせてお使いいただける商品を取り揃えております。
そして、国産ニンニクの生産量が最も多い県は青森県、特に十和田市や田子町が有名で、「福地ホワイト」「たっこにんにく」といったブランドもご存じの方が多いのではないでしょうか。フィールドでも国産ニンニクの生鮮、冷凍、加工品を取り扱っておりますが、それらの産地は全て青森県です。ちなみに、国産ニンニク生産量第2位は北海道、第3位は香川県だそうです。
2023.12.07
ニンニクは年1回収穫の作物です。年間通じて使用するため、長期貯蔵が不可欠です。
ご家庭で保存していたニンニクに、芽や根が生えてしまったり、カビたり、フカフカになってしまった、というご経験はありませんか?
ニンニクは土壌で生育する作物なので、さまざまな菌がついております。また、本来水分や養分が豊富な野菜なので、カビが発生しやすいです。そして、生きた植物なので、普段から呼吸をしたり体温をあげており、そういう活動を植物活性と呼びますが、特に春~初夏頃には発芽しようと植物活性が活発化し、変色や品質劣化を招きやすくなります。
「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター」がニンニクを安定供給するため品質を保つのに最適な温度を研究したそうです(引用「ニンニクりん茎の長期貯蔵温度は-2℃が最適」情報公開日2007年6月25日)。それによりますと・・・
・ 芽、根の伸長がほぼ停止した状態で10か月貯蔵するには、-1℃以下の条件が必要です。
・ 貯蔵中の凍結を回避するには、-3℃以上で貯蔵する必要があります。
・ -3℃以下で長期間貯蔵すると、変色や乾燥といった低温障害が発生しやすくなります。
などの検証から、結論、最適な温度は-2℃(実用的には貯蔵庫の平均温度-2℃~-1.5℃)なのだそうです。
マイナスの温度で保管して凍らないの?と思われるかもしれませんが、糖度が21%以上(日本食品標準成分表8訂による計算値)なので大丈夫です。
フィールドのニンニクは加工する際-1℃~0℃で予冷し、コンテナ船での輸送時も日本の倉庫での保管温度も-1℃~0℃に設定しています。先の研究による最適温度-2℃より1℃高いですが、基本的には同じ理由によります。実際に保管している倉庫の冷却設備や広さ、商品の荷姿や量、想定される保管期間の長さ等を鑑み、過低温による凍結や障害、高温によるカビや変質、出芽や出根などを防ぐために、長年の経験から独自に設定したものです。
ちなみに、ニンニクは保管すると、時間の経過と共に水分が徐々に減り、糖度などの成分が多少高くなりますが、長期貯蔵しても、基本的な栄養成分に大きな変化はありません。
なお、ご家庭で保存される際、一般的な冷蔵庫だと、野菜室は5℃前後、チルド室は0℃前後なので、チルド室の方が適していると思われます。常温で置いておくと、カビたり芽や根が出たり、フカフカになってしまうので、ご注意ください。また、冷凍庫でそのまま凍らせると、解凍しても元通りの食味食感には戻らないので、お勧めしません。
フィールドには、生鮮、冷凍、乾燥、フライドなど様々なニンニク製品を取り揃えております。
・ 生鮮 : 皮付ホワイトニンニク、ムキニンニク
・ 冷凍 : 冷凍ムキニンニク、 冷凍ニンニクキザミ、冷凍ニンニクペースト
・ 乾燥 : ガーリックフレーク、ガーリックグラニュール、ガーリックパウダー
・ フライド : フライドガーリックフレーク、フライドガーリックミンス 等
ご用途に応じて、また保管設備状況に応じて、最適な商品をご案内いたしますので、どうぞお気軽にお問合せください。
蛇足ですが・・・フィールドには15年ほど前まで「ガーリック事業部」というニンニク専門の部署がありました。今は営業部に統合されて存在しませんが、設立当初、中国産ニンニクをいち早く広め「ニンニクのフィールド」で名を馳せた(旧社長の自称ですが・・・)会社ならではと思われます。更に蛇足ですが、ニンニクは野菜なので、生鮮ニンニク製品は生鮮野菜、冷凍ニンニク製品は冷凍野菜のカテゴリーに分類されるのが一般的のような気がしますが、今でもフィールドはニンニク製品を生鮮野菜や冷凍野菜と同列のカテゴリーとしているのも独特ではないでしょうか。
2022.08.30
突然ですが
お陰様で、この数年で大きく売り上げを伸ばした冷凍野菜ベスト3を発表いたします。
第1位 冷凍揚げ茄子(乱切り)
第2位 冷凍パプリカ(赤)
第3位 冷凍グリーンピース
冷凍揚げ茄子は「調理が簡単で使い勝手が良い」とお客様からご好評をいただいております。
弊社でも簡単な調理で一品作ることが出来ました。なかなか美味しかったです。レシピはこちらです。
パプリカ赤やグリンピースはお料理の彩りとして人気が出ているようです。
原料の栽培管理が煩雑で近年は農家が減少しているそうですが、栄養価も高い食材ですので、
これからも安定供給出来るよう努めたいと思います。
2022.08.03
フィールドの中国産玉葱は安定供給のため産地リレーしております。
今年は例年より早く甘粛省産が始まりました。来年春まで甘粛省産が続きます。
今年の栽培面積は昨年とほぼ同じ位で、生産量も昨年とほぼ同じ位の予想です。
ただ、価格は様々なコスト増や円安等の影響で、かなり高値となっています。
仕入先によると、これから収穫量が増えるにつれ、徐々に値下がりするとの予想ですが・・・?
2022.06.03
昨年、中国では長雨による天候不良の影響で、多くの作物が減産し、原料が軒並み品薄や高値となりました。
また、コロナ禍や原油高の影響で、海上運賃や燃料費等が高騰し、保管料や包材費など様々なコストの負担が重くなりました。
今年に入ってからは、ロックダウンの影響で、人員不足や原料不足となり、値上げに拍車がかかりました。
そして、更に20年振りといわれる円安が重くのしかかっています。
というわけで、皆様よくご承知のとおり、昨年からあらゆる物が値上げとなっております。
最近、中国からの貨物に関しては、港湾の混乱やコンテナ不足による出船の遅れは緩和され、ほぼ正常に戻りました。
しかし、原料不足はなかなか解消されないまま、作物によっては、昨年より更に厳しい状況となっているようです。
春から夏にかけて、多くの農作物は最盛期を迎えましたが、原価は更に大幅に値上がりました。
その原因の一つが、この春 中国が新型コロナウイルスの感染拡大防止のために実施したロックダウンです。
道路が封鎖され、人流や物流が止められたため、農場では人手不足で、十分な栽培管理が出来ませんでした。
輸出用、特に日本向けの農作物に関しては、規格基準や残留農薬基準が大変厳しいため、
適期に収穫しないとすぐ日本の厳しい規格に合わなくなってしまいます。
また、栽培中に病虫害や生育不良が発生しても、施薬管理が行き届かないと輸出可能な原料は収穫できなくなってしまいます。
農作物の多くは、収穫が年1回です。
今期はまだ始まったばかりですが、既に原料は品薄で、こちらが発注した量の確保も儘なりません。
そして、価格は、円安の影響も相俟って、かなり大幅な値上げが相次いでいます。
今後状況はますます悪化し、商品によっては早々に欠品することも危惧されます。
先が思いやられます・・・早く何か良いお知らせを書ける日がくるといいのですが・・・(◞‸◟)。
2021.12.10
弊社の創立は1996年2月15日。今年で創立25周年です。
サプライズで、西川社長から1人1人に記念品を授与していただきました!
西川社長はじめ取締役員の方々が、今はまだ時節柄会食は出来ないけれど、
記念として何か残したいと議論を重ね、色々検討してくださったそうです。
とても素敵なプレゼントです!さて、中身は何でしょう?
ラジオです!
防災用で電源はソーラー発電と手回し発電と電池の3種類。LEDライトで懐中電灯と読書灯になります。
サイレンも鳴るし、スマホ等USB機器の充電も出来ます。こんなに多機能でありながら、軽くてコンパクト。
なにより、かっこよく創立25周年記念SINCE1996と入っているのが嬉しいです!
いつどこで災害が起こるかわかりません。
緊急事態で不安になった時、この赤いラジオとみんなが笑顔になった思い出が心の支えになると思います。
ありがとうございました!