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視察ツアー日誌

中国 農場・加工場ご紹介 視察ツアー日誌

中国の生産加工地出張日記 2023


コロナで4年ぶりとなった現地視察です。今回の出張の主な目的は、

  • 長らくご無沙汰している仕入れ先各社の皆様にお目にかかりご挨拶する事。
    そして、各工場や仕入れ先の状況を確認すること。
  • 新物ニンニクが作柄不良で品薄高値だという現状を自分達の目で確認すること。
    今後のニンニク製品の品質や価格動向について情報収集・協議すること。
  • 近年発生したクレーム等の問題点について、改善状況等を確認すること。
  • 新商品に出来そうな新しい、又は珍しい、あるいはこれから売れそうな商材について情報収集すること。

という、これからのフィールドのために、とても大事な出張です。
メンバーは、わが社の太陽であり親善大使の西川社長、お客様に愛される営業マンであり頼れるリーダー島田部長、今回の敏腕カメラマンでありニンニクをこよなく愛する米内課長、そして優秀な通訳でありお目付け役である紅一点の宿さん、の4人です。

成田空港から久しぶりのフライト、目指すは中国山東省!


山東省臨沂 乾燥ガーリック工場

2023-07
24

フィールド創業当初からの長いお付き合いがある工場です。
今年度の契約は、輸入開始当初の約3倍となりました。
工場は近年増築建替えしたばかり、どこもかしこもピカピカで、最新設備が揃っています。
無人のオートメーション設備もあり、まるで近未来?!のようです。

原料は全て自社栽培で農薬は使っていません。今年の新物は、栽培面積が10~12%減で、更に天候不良による不作が重なり、収穫量は約20%減となりました。
ニンニク以外にも、生姜をはじめ野菜類の乾燥製品も各種取り扱いがあるなど、今後の展開についても実のある情報を得ることが出来ました。

山東省莒県 冷凍野菜工場 加工工場

2023-07
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この工場とのおつきあいは6年程前からですが、冷凍食品や冷凍ニンニクの仕入れアイテム数が徐々に増えている主要な取引先の一つです。
主に日本向けの冷凍野菜を製造していますが、視察時は他国向けのムキニンニクを金属探知機にかけて包装する工程作業を見学させていただきました。
加工ラインは2本あり、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンニク、オニオン、パプリカ等を製造しています。

山東省安丘市 生鮮野菜 加工工場

2023-07
26


これは、真空ムキ玉ねぎを真空パックする機械です。玉と玉が接触し過ぎないよう(搬送時の衝撃で痛む原因となるため)、下に十字にしたパイプを置いてあるところがミソです。

生鮮野菜加工工場を視察しました。ここは主に日本向けの生鮮野菜(長ネギ、青ネギ、玉ネギ、キャベツ、白菜、大根など)を加工しています。今年の原料は天候不順のため品質があまり良いとは言えないそうです。

山東省安丘市 生鮮野菜 加工工場

2023-07
26

次も生鮮野菜の加工工場ですが、今度は長ネギです。
原料を圃場から搬送してきた車両です。原料がなるべく傷まず鮮度を保てるように、まるでネギの二階建てバスみたいに全てきれいに立てて積載されています。


入庫してきた時は、泥だらけでワイルドだった長ネギが、みるみるうちにキレイに整えられ、お行儀よく箱に詰められていきました。写真では伝わりませんが、中はネギの匂いが充満していて、目が痛くなる程です。そんな中、せっせと働く皆様に感謝です。

山東省潍坊市 にんにく 加工工場

2023-07
26


この工場では、皮付ニンニクとムキニンニクの加工をしています。
こちらは皮付ニンニクの加工場、人が手作業で一つ一つ丁寧に選別したり根部分をカットして外観を整えています。
やはり、今年の原料は栽培面積13~15%減、天候不良の影響で収穫量は20%減だそうです。



更に、形や大きさが規格外のものが多く、また長雨による乾燥不足の影響で多くの原料は皮にカビが生えてしまったため、製品率も低下しているとのことでした。

続いてムキニンニクの製造ライン、同じ敷地内にあります。こちらは、皮を剥いたニンニクを目視選別し品質不良などを取り除く作業工程です。皆さん黙々と目を皿のようにして一生懸命選別してくださっています。

山東省安丘市 冷凍野菜加工工場

2023-07
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冷凍生姜ペーストを加工している工場です。
生姜製品は、他にもムキ、キザミ、千切り等が対応可能で、冷凍ニンニク製品各種、わさびやホースラディッシュ等も取り扱いがあるそうです。
ちょうど、生姜ペーストを加工しているところを見学しました。こちらは皮を剥いて洗浄消毒した原料を選別する工程です。

すりおろされてペースト状となったものを袋に充填・計量する作業です。ちょっと気を緩めたら、袋からペーストが漏出しそうですが、皆さん真剣に作業をされているので、作業周りも清潔そのもの、職人魂を感じました。

山東省莱陽市 冷凍ニンニクペースト 加工工場

2023-07
27

冷凍ニンニクペーストの工場です。実は、訪問が夜間となってしまいましたが、特別に加工作業をして見せてくださいました。
この工場の宋社長は、常に最新鋭の設備投資を惜しまず、品質第一で自信のもてる製品づくりに情熱を燃やしている方です。お陰様で、フィールドの冷凍ニンニクペーストは品質が良いと定評をいただいております。
ただし、その対価は当然価格にも反映されます。何とか少しでも値引きしてもらおうと懸命に交渉を試みましたが、敢無く撃沈しました。
冷凍ニンニクペーストの原料となるニンニクを洗浄する流水洗浄機。

すりおろしたニンニクペーストを投光器で選別をしているところ。

山東省煙台市 冷凍野菜工場

2023-07
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フィールドの冷凍野菜製品は、約50品目ありますが、最も多くの品目を製造しているのがこちらの工場です。
非加熱摂取製品も製造可能とのことで、今後検討していきたいと思います。
どの製品も全体的に原料不足で、特に里芋は栽培面積・収穫量共に激減し、欠品する可能性もあります。当然値段は高騰し、今のところ既に昨年の倍になっているとのことでした。
ちょうどフィールドの冷凍かぼちゃ乱切りの包装作業中でした。

山東省膠州市 冷凍野菜加工工場

2023-07
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この工場とも長いお付き合いです。フィールドは冷凍ほうれん草、冷凍ニラ、冷凍長葱(輪切り)などを輸入していますが、それ以外にもキャベツ、白菜、ニンジン、ポテト、オクラ等を製造しており、一部は非加熱摂取製品の製造も可能だそうです。
当日は、他社の長ネギカットを製造しており、選別作業を見学させていただきました。
(フィールドの商品と違い、ネギの白身だけの商品です。)

また、この工場は最近、作業効率化と人件費削減を兼ねて自動包装機を導入したそうです。

出張感想まとめ

今回カメラマン兼報告担当の米内です。
個人的には2012年以来、約11年振りの中国出張です。思えば、2019年7月に新物ニンニクを見るため出張する予定でした。ところが、コロナの影響で延期となり、そのまま、4年もの月日が経ってしまいました・・・。そして、やっとこのたびの出張が実現しました。

一番うれしかったことは、待ちわびた再会の喜びを互いに分かち合えたことです。
でも、中国側の皆様が再会を喜び、大歓迎してくださった理由は、ただ久しぶりだからというだけではありませんでした。
全ての訪問先で一概に感慨深くお話してくださったことは・・・
「コロナが猛威を振るった時期、中国は大変厳格な行動制限を強いられていました。
それは、許可なく外出したら逮捕される、という想像を絶する厳しいものでした。
外出禁止令の管理下では、街に人っ子一人いない情景に身も心も闇に包まれているようでした。
その長く辛い時期をなんとか乗り越え、漸く日常が戻ってきました。
こうして、日本からフィールド一同をお迎えし、再会出来たことは、明るい希望の兆しです。感激至極に尽きません。」
・・・ということでした。
ある仕入先は、外出禁止令の最中、フィールドへの出荷でトラブルが起きるたび、どうしても外出しなければならず、防御服を着て仕事をして下さっていたそうです。
私達は、中国が想像以上に大変辛く苦しい状況だったことを改めて深く知りました。そして、そのような状況でも、支障をきたさぬよう並々ならぬ努力で仕事を進めてくださった皆様に心から感動し感謝いたしました。

それから、一番気になっていた新物ニンニクの状況を、自分の目で確かめることが出来たのは大きな収穫でした。でも、予想以上に不作の影響は大きく、品質ばかりではなく、価格も高騰し続けており、先が思い遣られるなあと実感しました。

また、一番感心したことは、以前訪れたことのある工場で設備が刷新されていたことです。今回初めて訪問した工場の設備も新しく、工場内も整備されていて、いずれの工場も品質向上のため努力をされていることを実感しました。

ただ、一つだけ悔しかったことは、お酒の強さには自信があったのですが、今回不覚にも倒されてしまい、記憶を失いました。部屋まで運んでいただいた皆様、ありがとうございました。

思い返すと、とても長く濃い1週間でした。来る日も来る日も視察と車での長距離移動の繰り返し、そして毎夜遅くまでの熱烈歓迎接待で、段々疲れも溜まっていた気がします。でも、毎日おいしい中華料理をいただき、仕入れ先の皆様の思い遣りを受け、全員無事に最後まで頑張ることが出来ました。
今回のこの貴重な経験や情報などを、社内及びお客様と共有し、今後の営業活動に有益となるよう生かしたいと思います。また、これから先、コロナのような事態が再発することなく、お互いの行き来が益々自由闊達となりますことを心から願います。


中国の生産加工地出張日記 2019


今回の出張の主な目的は、

  • もうすぐ収穫が始まる、今年の新物ニンニクの生育状況を見ること。
  • 旬のほうれん草の収穫と加工状況を見ること。
  • 新しい仕入先となる製造工場や圃場を見ること。
  • これから新物の収穫が始まる生鮮長ねぎの生育状況を見ること。
  • 最近発生したクレーム等の問題点について、改善を依頼したり、状況を確認すること。

という、フィールドの主力商品にかかわる大事な出張です。
メンバーは、親善大使でありお目付け役の西川社長、視察歴最多最強目利きの島田部長、品質向上に燃える男兼敏腕カメラマンの赤澤さん、そして紅一点で通訳の宿さんの4人です。

成田空港から、約2時間半ほどのフライトで、青島流亭国際空港を目指します!


山東省冷凍野菜工場 契約圃場

2019-04
19

冷凍野菜工場で加工する原料を栽培している契約圃場へ視察に行きました。
今がまさに旬のグリーンアスパラガスが地面からニョッキリと顔を出しています。
アスパラは地下茎でつながっており、1株で大体5年くらい収穫が可能だそうです!
この広大な農地で、1本1本手作業で丁寧に収穫しています。
長さ21cm前後、太さ6~22mmになると収穫されて、工場でサイズ毎に選別されます。
収穫時期は4月から5月末頃までだそうです。

冷凍野菜工場 加工工場

2019-04
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農場視察の後は、加工工場に行きました。
この工場は2004年創業。冷凍食品と果物がメインで年間1万5千トン製造しているそうです。2/3は日本、1/3は欧米向けに輸出しているそうです。
工場自体はあまり新しくありませんが、管理が行き届いている印象を受けました。丁度、視察時には八重桜が満開でした。

加工ラインは2本あり、アスパラ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンニク、ニン芽、パプリカ、玉ねぎ、生姜、イチゴを製造しているそうです。
会社として扱う量はニンニクが一番多く。冷凍だけではなく生鮮も扱っているそう。2016年から厳しくなった中国政府の環境政策により、汚水処理施設を整備しているそうです。今回訪問時も新たな汚水処理施設を建設中でした。

生鮮野菜 加工工場

2019-04
19

次に、生鮮野菜加工工場を視察しました。
収穫直前の新物ニンニクの圃場と長ネギの栽培ハウスを視察しました。
今年のニンニクは天候の影響で生育が遅れて、まだ玉が小さい状態でした。

青々と元気に育った長ネギは巻きがしっかりしており、おいしそうでした!

生鮮野菜 加工工場

2019-04
20

今回訪問した工場は、2017年に出来たばかりなので、非常に新しくキレイでした。手洗い設備やエアーシャワーも最新の機械が設置されていました。

ここはニンニク専用の工場で皮付ニンニクとムキニンニクの加工をしています。
作業場は根切り、選別、ネット詰め、箱詰めの他に、ムキニンニクの皮剥き、洗浄の大きなレーンがありました。
皮剥きは、粒ごとにバラされたニンニクをコンプレッサーが繋がれている機械に投入しエアーの勢いで皮を剥いていきます。その音たるや、凄まじくて、話も儘なりません。
皮剥き後は選別して洗浄し、包装されます。
品質を見る選別は手作業ですが粒の大きさの選別は機械で自動選別されるそうです。

冷凍野菜加工工場 圃場

2019-04
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冷凍野菜工場の原料を栽培している圃場へ行きました。
今まさに旬で、収穫・加工中のほうれん草の圃場と思いきや、そこには小松菜が!?
実は、同じ農地で、ほうれん草を栽培した後に小松菜を栽培するそうです。

冷凍野菜 加工工場

2019-04
20

圃場視察後に加工工場へ行きました。
この工場は2002年に創業。2003年から日本向けに年間4000~5000トン製造し輸出しているそうです。
視察日は土曜日だったので、工場稼働は終了しており、製造ラインの設備だけを見学しました。
こちらの工場も、中国の環境政策の影響で、敷地内に新工場を建設中とのこと。
従来から使用のスライサーや風力選別機やブランチャー等の機器の他に、
新しいX線検査機がありました。視察時には新しい冷凍機も設置中で、
古い工場ではありましたが常に加工環境の最適化を意識している姿勢が見られました。

冷凍ほうれん草加工工場 圃場

2019-04
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視察当日は丁度ほうれん草の収穫の真っ最中でした!
皆さん黙々と一生懸命作業をされているので、カメラを向けてこっちを向いて~とは言えませんでした・・・
収穫が終わった畑では、小松菜を栽培。

圃場視察の後に、駆け足で加工工場を視察。
この工場はCIQ(輸出入商品検査検疫局)に認められた日本向けの冷凍ほうれん草が製造できる11社の内の1社です。ほうれん草は全部契約販売で春と秋に収穫、加工しています。
冷凍ほうれん草以外にも、里芋、パプリカ、小松菜等も日本向けに年間約50トン製造しているそうです。

冷凍ニンニクペースト 加工工場

2019-04
22

冷凍ニンニクペーストの加工工場を視察しました。
1997年に設立で年間輸出量は4,500~5,000トンです。
社長はこだわりの人、常に最新の設備で、高品質の製品を製造することに一際こだわっているので、工場内の設備は日本製の物が多く見られ、きれいでしっかり管理されている印象でした!
冷凍野菜の他に、味付け総菜も加工しており、日本向けの総菜の味付けは全て日本製の調味料で製造しているそうです。

冷凍野菜加工工場

2019-04
22

この工場は食品だけではなく不動産までも扱う総合的商社で、かなり大きなグループ企業です。食品では、野菜だけではなく食肉や総菜加工品も扱っており、日本の大手企業との取引も多いので、かなり厳しく衛生管理されている印象でした。
工場に入る際のチェックも今回視察した工場の中で一番厳しく管理されて、安心安全への意識が高いと信頼感を覚えました。

冷凍野菜加工工場 圃場

2019-04
23

圃場では、ほうれん草、小松菜、葱がスクスクと育っていました。
畑の中に点在している白い支柱のようなものは散水用のスプリンクラーとのこと。
沢山の作業員の方達が、収穫したほうれん草を一気に輸送車両に積み上げていく姿は圧巻でした!

冷凍野菜加工工場

2019-04
23

この工場は1991創業で、最近は冷凍野菜だけではなく餃子や調味料も製造しているそうです。
冷凍野菜はフィールドが仕入れているほうれん草、ニラ、長葱以外にも、白菜、ニンニク、かぼちゃ等も製造しています。
ほうれん草と長ネギは非加熱摂取冷凍食品の製造も出来るそうです。
膠州は白菜が有名で非常に美味しいそうです。
実際に食事の際に白菜を戴きましたが甘くてとってもおいしかったです。

出張感想まとめ

カメラマンの赤澤です。今回は、なんと15年ぶり!の中国でした。

世間では、中国経済は成長が鈍化しているとか、バブルの終焉とか言われていますが、いやなんの、中国の勢いは相変わらずスゴイと改めて思いました。

都市部では建設ラッシュです。新幹線開業に向け巨大な駅が建設されていたし、タワーマンションもどんどん建てられていました。

一方農村部では、車窓から見える風景は、15年前とあまり変わっていないような印象でしたが、よ~く目を凝らすと、農家の人たちがi-phoneやタブレットを手にしているではありませんか!お天気でも調べているのでしょうか、はたまた栽培記録でもしているのでしょうか・・・もしかすると、日本よりIT化が進んでいるのかもしれません。

また、出張中は、毎日、仕入先の方が運転する高級車に乗せてもらい、工場から工場へ移動しましたが、15年前と比べると道路が劇的に良くなっていました。でも、毎回その移動時間がとっても長く、中国は広いなあとつくづく感じました。

そして、工場については、どの工場も日本側の高い要求に応えるべく、品質向上のために、設備を新しくしたり、様々な努力を重ねて、かなりレベルが上がっているのを感じました。日本の中小工場と負けず劣らず、いえもっと上を行くレベルかもしれません。

ただ、互いの価値観の相違には、まだ高い壁が横たわっていると感じることもありました。おしなべて中国の人達は大らかというのか、日本人が細かすぎるのか・・・育ってきた環境の違いはあれ、日本国内でも昨今話題になっている、フードロスの観点からも、日本人の食に対する考えを改める時期なのかもしれないなと思った次第です。